Novell、JBoss Enterprise Middleware Systemで包括的な技術サポートを提供

エースラッシュ

2005-08-03 19:16

 米Novellは8月3日、J2EEアプリケーション・サーバ「JBoss Application Server」を含むミドルウェア製品群「JBoss Enterprise Middleware System(JEMS)」について、包括的な技術サポートを提供すると発表した。

 Novellはすでに、JBoss Application Serverを提供する米JBossから「JBoss Authorized Service Partner」として認定されている。またNovellは自社の「Novell SUSE LINUX Enterprise Server 9」の初期設定のアプリケーション・サーバとしてJBoss Application Serverを搭載している。さらにNovellは、JEMSに含まれるポータルサイト構築ソフト「JBoss Portal」の開発における技術貢献を行っている。

 今回の発表はこれらの提携関係を発展させたもので、NovellはLinuxを基盤にしたベンダーとして初めて、JEMSを企業向けにサポートする。

 これによりNovellは、JEMSの稼働するあらゆるプラットフォームのサポートを24時間年中無休で提供する。サポートの対象にはJBoss Application ServerやJBoss Portal、O/Rマッピング・フレームワークである「Hibernate」、アプリケーション・サーバである「Apache Tomcat」などが含まれている。

 O/Rマッピング・フレームワークとは、Javaなどのオブジェクト指向開発言語とリレーショナル・データベースを用いてシステム構築をする時に発生する不具合を解消するためのもの。

Novell

ノベル

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]