以前、AppleのMac OS XがプレインストールされたApple未承諾のデスクトップPC「Psystar Open Computer」のレビューを発表した。その中で、われわれはPsystarが今後発生する恐れのあるApple製品との非互換性に対処するための一連のソフトウェアアップデートを発表する予定だと報じた。そしてInformation Weekが報じた通り、それらのアップデートはすでに存在し、Psystarのウェブサイト上でダウンロード可能だ。
それらのアップデートの中には、iLifeの安定性を向上させるための修正プログラム、iTunesのアップデート、Open ComputerのCD、DVDドライブをMacBook Airと共有するパッチなどが含まれている。これらはすべてPsystarのウェブサイトから直接ダウンロード可能だ。またPsystarは、これらのアップデートがプレインストールされたまったく新しいOS XベースのOpen Computerを出荷するという。
Open Computerの購入者は、Psystarが依然としてOpen Computerの改善に取り組んでいると知って喜んでいることだろう。たしかにOpen Computerは、価格が1000ドル未満の他のApple製システム(基本的にMac miniのみ)と比較し、コストパフォーマンスに優れている。しかし、誤ったソフトウェアアップデートが原因でPC自体が機能性を失ったり、あるいは、Apple製アクセサリとの互換性が失われるなどの危険が常につきまとう。しかし一方で、Open Computerは、より手頃な価格のOS Xベースシステムを求めるハイテクに精通した愛好家にとっては、かなり魅力ある製品であることは間違いないだろう。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ