NTTデータ先端技術(三宅功社長)、アルバワイヤレスネットワークス(杉本隆英社長)は、ワイヤレスネットワーク環境でマルチOSクライアント端末からのウイルス感染を防ぐ「ワイヤレスアクセスクライアント検疫ソリューション」を発売した。価格は382万円から。
NTTデータ先端技術の統合型セキュリティ管理システム「NOSiDE Inventory Sub System」と、アルバの「ARUBA Mobility Controller」を連携したソリューション。検疫システムを構築するために、「ARUBA Mobility Controller」の持つWeb認証機能と、NOSiDEサーバーの持つ端末のセキュリティパッチ適用状況、ウイルス対策ソフト設定、ファイアウォールソフト設定、特定フォルダの暗号化指定ありなしの検査機能などを連携することができる。
端末のチェックやネットワークのユーザー認証プロセスにはWebブラウザを利用するため、クライアント端末にプログラムの導入する必要がない。Windowsクライアント、Mac OS Xクライアント、Linuxクライアントの混在する環境や、有線・無線ネットワークが混在する環境にも利用できる。
連携ソリューションに関する共同プロモーション実施でも合意しており、第1弾として、4月18日に東京で共同セミナーを開催する予定。