NTTカードソリューション、赤外線顔認証によるセキュリティ製品を販売開始

ニューズフロント

2006-05-12 17:55

 NTTカードソリューションとスマートワイヤレスは5月11日、赤外線顔認証システムを利用したセキュリティ製品の販売に関する代理店契約締結を発表した。これにともない、NTTカードソリューションは、スマートワイヤレスの入退室管理システム「FaceGuard-IR A」や勤怠管理システム「Face Attend」などの販売をすでに始めている。

 FaceGuard-IR Aは、顔認証に利用する画像を取得する際、認証対象者の顔に赤外線を照射する「国内唯一」(両社)の赤外線顔認証入退室管理システム。従来の顔認証技術と違って周囲の照明に影響されにくく、安定した認証が可能だ。顔写真を認識しないため、カメラに写真をかざして他人になりすます行為も防止できる。

 Face Attendは、顔認証ベースの勤怠管理システム。対象者の顔を認識して出退勤の時刻などを記録し、従来のタイムカードなどで問題となる不正打刻を防ぐ。赤外線カメラを搭載しており、やや暗い場所や夜間でも利用できる。タイムカード紛失による再発行や、従業員入れ替えにともなう新規発行といった処理が必要なくなる。

 なお、スマートワイヤレスのセキュリティ製品は、官公庁や流通業界、NTTグループ企業で導入実績があるという。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. ビジネスアプリケーション

    生成 AI を活用した革新的な事例 62 選 課題と解決方法を一挙紹介

  2. セキュリティ

    新入社員に教えるべき情報セキュリティの基礎知識--企業全体を守るための基本ルールを徹底解説

  3. セキュリティ

    KADOKAWAらの事例に学ぶ、2024年サイバー攻撃の傾向と対策

  4. セキュリティ

    【マンガで解説】なぜ中小企業でも最新のセキュリティ対策を強化しなければいけないのか?

  5. ビジネスアプリケーション

    調査結果が示す、通信業界の「生成 AI 活用」インパクト--成果を達成する 4 つのユースケース

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]