9月28日、シマンテックはVMware環境向けアプリケーションである「Veritas Cluster Server for VMware ESX(VCS)」と「Veritas Application Director(VAP)」を提供すると発表した。米Symantecでは12日、VMware環境における生産性を強化し、データセンターにおける仮想マシンの管理を簡素化する、VCS、VAPによるソリューションの機能強化を発表していた。
今回のリリースにおいて、VCSはMicrosoft Exchangeなどの基幹系業務アプリケーションの環境、およびデータの複製に対するサポートを拡充し、ディザスタリカバリー能力を強化した。また、VAPはヘテロジニアス環境における仮想マシンの管理機能が搭載され、大規模なデータセンターにおける仮想マシンの制御と、サーバーリソースの利用の最適化を実現するという。
シマンテックはVCSとVAPに加えて、Veritas CommandCentral Storageや、Veritas NetBackupソリューションなど、VMware環境と親和性の高い製品を提供している。NetBackup 6.5では、統合バックアップとファイルレベルでのリストアを提供し、CommandCentral Storage 5.0においては、エンドツーエンドのストレージの可視化のほか、仮想マシン、物理サーバー、ストレージアレイ、物理ディスクのマッピングを実現するとのことだ。
VCSは、状態を監視することで、仮想マシン内のアプリケーションの保護を強化し、障害が発生した際にはアプリケーションと仮想マシンが自動的に他の物理サーバーにフェイルオーバーし、処理が引き継がれる。また、サイトに障害が発生した場合、VCSは保護されているアプリケーションと仮想マシンのすべてを、他のデータセンターにフェイルオーバーするプロセスを自動化することが可能だという。さらに、Microsoft ExchangeやSAPの製品群など、業務用アプリケーションに対するサポートも拡大するとしている。
VCSのCluster Server Management Consoleは、仮想環境内におけるアプリケーションの管理を簡素化し、クラスタ化が実行されているのが物理環境か仮想環境かを問わず、また、異なるOS上で運用されている場合でも、さらには他のデータセンターに存在していても、単一のコンソールから複数のクラスタの管理を実行できる。
VAPの新バージョンは2008年初頭に提供を開始する予定で、VMware ESX、Solaris Zones、AIX Micropartitionsを含むヘテロジニアスな仮想マシン環境のサポートを追加する予定。
国内での提供は、VCSとVAPの新バージョンともに未定。NetBackup 6.5および、CommandCentral Storage 5.0は、すでに国内において提供を開始している。
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