RSAセキュリティは7月1日、RSA SecurID認証サーバの新バージョン「RSA Authentication Manager 7.1」を発表した。出荷開始は8月15日。
RSA Authentication Managerは、RSA SecurIDが生成したワンタイムパスワードの認証要求を処理する認証サーバソフトウェア。新バージョンとなる7.1では、「On-Demandトークン」と「Business Continuity Option」と呼ばれる2つの大きな新機能が用意されている。
On-Demandトークンは、ユーザーの要求に応じて、Authentication Managerがワンタイムパスワードを携帯電話やPCにメールとして送信する機能。本来、SecurIDを利用した認証プロセスには、ワンタイムパスワードをユーザー側で生成および表示するための認証デバイス(トークン)が必要だが、このOn-Demandトークンオプションを利用すると、認証デバイスの配布コストと運用側の負荷を低減できるという。On-Demandトークンは従来のトークンとの併用も可能で、各ユーザーのワンタイムパスワードの利用頻度やリテラシなどに合わせて混在させることができる。
Business Continuity Optionは、SecureIDのユーザーライセンス数を一時的に増加させるためのオプションライセンス。このオプションを購入しておくことにより、1回あたり60日間、3年間で6回までこのオプションを有効化し、ライセンス数を増やすことができる。また、このオプションにはOn-Demandトークンが含まれているため、台風や地震などの被災で社員が出勤できない場合や、伝染病対策で自宅待機するような場合のビジネス継続性を確保できる保険的オプションであるという。
そのほかにも、スケーラビリティの向上や、Native LDAP、MMCプラグイン、ウェブベースGUIへの対応による管理効率の向上、ユーザーセルフサービス機能による管理コストの削減といった機能強化が行われている。
RSA Authentication Manager 7.1の価格は、ベース・エディション(基本機能)の場合25ユーザーで46万2000円、大規模ユーザー向けのエンタープライズ・エディションの場合25ユーザーで62万4750円(いずれも別途年間保守料が必要)。
オプションの価格は、On-Demandトークンが、25ユーザーで13万6500円、500ユーザーで273万円。Business Continuity Optionが、25ユーザーで26万5125円、500ユーザーで388万5000円。オプションは、ユーザー単位でのライセンスとなり、年間保守料はかからない。
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