DOS窓で動作するMIFESエディタを新たに開発、各OS版MIFESのセット商品を出荷

日川佳三(編集部)

2005-08-22 16:42

 テキスト・エディタ「MIFES」を開発するメガソフトは8月22日、Windows、WindowsのDOS窓、MS-DOS/V、PC-9800シリーズ用DOS、Linux、それぞれのOS環境で稼動するMIFESエディタをセットにしたパッケージ「MIFES Premium Pack」を出荷する。価格は3万9900円(税込)。MIFES 20周年記念ページを通じて販売するほか、9月9日からは店頭出荷する。

 MIFES Premium Packは、Windows、Linux、MS-DOS向けのMIFESをパッケージ化するとともに、新たに開発したWindowsのDOS窓(コマンド・プロンプト)で動作するMIFESを同梱する。従来、DOS窓で動作するMIFESは市場に出荷しておらず、今回出荷するMIFES Premium Pack経由に限って入手可能である。

 MIFES(マイフェスと読む)は、1985年に「MIFES-98バージョン1.4」を出荷して以来、20年の歴史を持つテキスト・エディタである。当時の国内のパソコン環境は、NECが開発したPC-9800シリーズと、OSであるMS-DOSとの組み合わせが主流だった。MIFESは、1988年に技術評論社のソフトウェア出版部門であるビレッジセンターが出荷した「VZ Editor」と並び、プログラマや著述業者のテキスト作成用途に使われてきた。MIFESの出荷実績は累計200万本を超えており、Windows版の現行版のバージョンは7.0である。

DOS窓で動作するMIFES

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    Google Chrome Enterprise が実現するゼロトラスト セキュリティの最新実情

  2. セキュリティ

    ブラウザの可能性を Google Chrome Enterprise で追究、セキュリティ実現には?

  3. ビジネスアプリケーション

    NTTグループが17万ユーザーの決裁システムを抜本的に改革、プロジェクトの鍵を握るサービスとは

  4. ビジネスアプリケーション

    データリーダーが知っておくべき、AI活用の投資対効果を高める「実効性のある戦略策定」の進め方

  5. モバイル

    目前の「Windows 10」サポート終了、「Windows 11」への移行負担を解消する最適解とは

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]