テキスト・エディタ「MIFES」を開発するメガソフトは8月22日、Windows、WindowsのDOS窓、MS-DOS/V、PC-9800シリーズ用DOS、Linux、それぞれのOS環境で稼動するMIFESエディタをセットにしたパッケージ「MIFES Premium Pack」を出荷する。価格は3万9900円(税込)。MIFES 20周年記念ページを通じて販売するほか、9月9日からは店頭出荷する。
MIFES Premium Packは、Windows、Linux、MS-DOS向けのMIFESをパッケージ化するとともに、新たに開発したWindowsのDOS窓(コマンド・プロンプト)で動作するMIFESを同梱する。従来、DOS窓で動作するMIFESは市場に出荷しておらず、今回出荷するMIFES Premium Pack経由に限って入手可能である。
MIFES(マイフェスと読む)は、1985年に「MIFES-98バージョン1.4」を出荷して以来、20年の歴史を持つテキスト・エディタである。当時の国内のパソコン環境は、NECが開発したPC-9800シリーズと、OSであるMS-DOSとの組み合わせが主流だった。MIFESは、1988年に技術評論社のソフトウェア出版部門であるビレッジセンターが出荷した「VZ Editor」と並び、プログラマや著述業者のテキスト作成用途に使われてきた。MIFESの出荷実績は累計200万本を超えており、Windows版の現行版のバージョンは7.0である。