サン、ポータルサーバの最新版「Java System Portal Server 7日本語版」を提供開始

ニューズフロント

2006-05-24 14:10

 サン・マイクロシステムズは5月24日、ポータルサーバの最新版「Sun Java System Portal Server 7日本語版」の提供を開始した。無償でダウンロード提供する。

 最新版について、サンは「企業外部からのセキュアなアクセスを可能とするセキュアリモートアクセス機能や、管理および監査機能を充実させた」と説明する。その一方で、ユーザーなどにおける小グループのコミュニティ活動を支援するため、「当社の提唱する『参加の時代』を支えるコラボレーション機能の強化を図った」(同社)

 旧版ではオプション製品として別売していたセキュアリモートアクセス機能とモバイルアクセス機能を統合し、単一パッケージングで提供する。ポータルへのWikiやRSSフィード取り込みが可能となり、Ajaxを利用するポートレットやポートレット間通信にも対応した。ユーザビリティ、利用ユーザー間のコラボレーション機能、Webサービス統合の容易性といった面で機能を向上させており、サンでは「Web 2.0時代のアプリケーションとコミュニティの活性化を支援する」としている。

 対応OSは、SPARC版のSolaris 8/9/10、x86版のSolaris 9/10、Red Hat Enterprise Linux 2.1/3.0(x86版)となる。今後Windows版とHP-UX版も提供する計画だ。

 個人利用や開発目的、システム選定やシステム構築途中など、サポートサービスが不要な場合は、無料で利用できる。実運用時のライセンス価格は、プロセッサのソケット1個当たり650万円とする。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    初心者にも優しく解説!ゼロトラストネットワークアクセスのメリットと効果的な導入法

  2. ビジネスアプリケーション

    Google が推奨する生成 AI のスタートアップガイド、 AI を活用して市場投入への時間を短縮

  3. セキュリティ

    「2024年版脅威ハンティングレポート」より—アジアでサイバー攻撃の標的になりやすい業界とは?

  4. ビジネスアプリケーション

    ITR調査結果から導くDX浸透・定着化-“9割の国内企業がDX推進中も成果が出ているのはごく一部”

  5. ビジネスアプリケーション

    改めて知っておきたい、生成AI活用が期待される業務と3つのリスク

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]