オープンソース・ジャパン(OSJ)は7月27日、オープンソースの販売管理・在庫管理アプリケーション「Olut(オルット)」への有償サポートサービス「Olutサポート・サービス」を発表、販売を開始した。同サービスは、インストール段階からカスタマイズまでを段階別にメニュー化してある。
Olutは、外食大手ニユートーキヨーの物流・調達子会社であるエヌティー・トレーディング・コーポレーション(NTC)の販売・在庫管理システムを再構築したソースをニユートーキヨーがオープンに公開したもの。オープンソースビジネスの普及啓蒙を推進するNPO法人OSCARアライアンスからダウンロードできる。
同サービスは、サイト構築支援サービス、サイト構築代行サービス、カスタマイズ支援サービス、カスタマイズ開発サービス、詳細説明サービスなどに分けられ、ユーザーのニーズによって最適なサービスが提供される。
OSJでは、オープンソースの活用をLinuxを中心としたOSレベルからアプリケーションまで拡大するための導入支援サービス「OSJビルド・クラッシック」を拡充していく予定で、Olutを対象としたサービスはその第1弾となる。