アシストとミラクル・リナックス、Linux対応のBIシステム提供で提携

ニューズフロント

2006-03-08 14:40

 アシストとミラクル・リナックスは3月8日、Linuxサーバ上で稼動する経営分析システム(BIシステム)の提供について協業すると発表した。アシストのBIシステム「WebFOCUS」に、ミラクル・リナックスのLinux製品「MIRACLE LINUX」を組み合わせて提供する。既存のBIシステムと比べ安定性に優れるほか、費用や手間をかけずに導入できるという。

 WebFOCUSは、企業内の会計システムや販売管理システムなどのデータを組み合わせて各種の経営分析を行なう。サーバ上で稼動し、ウェブブラウザなどに分析結果を出力する。時間や場所を選ばず利用できるのが特徴という。今回はMIRACLE LINUXと組み合わせることでコストを抑え、中小企業などへの導入を図る。

 廉価版の「BIエントリーモデル」(ソフトウェア価格154万円〜)、機能拡張に対応した「スタンダードBIモデル」(同322万4000円〜)、データベースとの連携性能を高めた「オペレーショナルBIモデル」(同1365万5000円〜)の3モデルを用意する。

 いずれもウェブサーバに「Apache」、データベースには「Oracle Database」と「MySQL」を採用する。クラスタソフトはNEC製「MIRACLE CLUSTERPRO」。アシストとミラクル・リナックスでは、LinuxサーバやBIシステムの環境構築に関し、WebFOCUSの販売会社アクセス、システム構築を手掛けるオープンソース・ジャパンと協業する。このほかアクセスはWebFOCUSのデータ検索用プラグインを提供する。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. ビジネスアプリケーション

    生成 AI を活用した革新的な事例 56 選 課題と解決方法を一挙紹介

  2. ビジネスアプリケーション

    生成 AI の可能性を最大限に引き出すためにできること—AI インフラストラクチャの戦略ガイド

  3. ビジネスアプリケーション

    業務マニュアル作成の課題を一気に解決へ─AIが実現する確認と修正だけで完了する新たなアプローチ

  4. ビジネスアプリケーション

    調査結果が示す「生成 AI 」活用によるソフトウェア開発の現状、ツール選定のポイントも解説

  5. ビジネスアプリケーション

    ITSMに取り組むすべての人へ、概要からツールによる実践まで解説、「ITSMクイックスタートガイド」

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]