NTTデータは8月7日、統合コンタクトセンターソリューション「i-lligra(アイ-リグラ)」の販売を8月8日より開始すると発表した。
i-lligraは、機能をコンポーネント化して提供するフレームワーク指向の統合コンタクトセンターソリューション。NTTデータのIT基盤ソリューション「VANADIS」を構成する「VANADIS CRM」のサブソリューションとして位置づけられる。開発にあたってコンタクトセンター運用現場での課題を調査し、同社のノウハウやテキストマイニング技術などを実装。またAjax技術を利用することで、使いやすいオペレーティング環境をウェブアーキテクチャ上で実現したという。
今後同社は、コンタクトセンター業務運用子会社であるNTTデータ3Cと連携し、より運用面からの視点を考慮したソリューション開発を進める。また、運用を含めたワンストップのソリューションメニューも用意する方向だ。
価格は100端末で1000万円からとなっている。今後パートナー体制も強化し、3年間で6企業への導入を目指す。プロジェクト総額30億円が目標だ。