SWsoftによると、同社プログラマーが「POWER」プロセッサ上で動作するバージョンのLinux仮想化ソフトウェア「OpenVZ」を開発しているという。同社は、米国時間10月13日に正式発表する予定だ。
OpenVZとは、1つのサーバ上で複数のLinux OSを稼働させることを可能にする仮想化技術。この技術は、SWsoftの仮想プライベートサーバ(VPS)ソフトウェア「Virtuozzo」の中核となっている。
OpenVZは、Linuxサーバの使用率を改善するのに役に立つが、現在のところ最も注目されているのは「Xen」という別の仮想化技術だ。Xenを利用すると、複数の独立したOSを動かすことができる。OpenVZとXenは共存可能だが、どちらか1つを導入するだけでも、管理ポリシーに大きな変更を加える必要がある。
OpenVZはすでにx86プロセッサとItaniumプロセッサをサポートしているが、SWsoftではPOWERチップでも動作するよう改良した。POWERチップは以前、Apple ComputerのMacintoshに採用されていたが、現在ではほとんどがIBMの「System p」サーバに用いられている。IBMは、Linuxプログラマーが自社ソフトウェアをPOWERベースのコンピュータで動かすことを促進しており、新バージョンをサポートするハードウェアを提供してくれた、とSWsoftの関係者は述べた。
POWERプロセッサ用OpenVZは現時点では、OpenVZの開発バージョンでのみ利用できる。POWERは、IBMとFreescale Semiconductorが共同で開発したプロセッサ。
複数種類のサーバで動くソフトウェアは、さまざまなシステム向けに製品を提供しているRed HatやNovellといったLinuxディストリビューターにとって役に立つ技術だ。SWsoftはOpenVZをLinuxの標準の一部となるよう働きかけているという。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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