日本PGP、企業向け暗号化ソフト発売--英語版発売から1カ月で国内投入

ニューズフロント

2006-11-13 18:41

 日本PGPは11月13日、企業向け暗号化ソフト「PGP Whole Disk Encryption」「PGP Universal Server」「PGP Universal Gateway Email」「PGP Desktop」の日本語版を販売開始した。

 日本PGPによると、新たに販売する各ソフトは、ユーザーインターフェースの改善、マニュアルの改良、エンドユーザーおよびIT管理者に役立つ数多くの機能強化を実施したという。

 「英語版の発売後わずか1カ月後に日本語版を投入することで、国内市場への貢献を続けている」(日本PGP)

 主なソフトの概要は以下の通り。

  • PGP Whole Disk Encryption
    ハードディスクなどの記憶メディア全体を透過的に暗号化することで、ユーザーに意識させることなくデータを保護する。Windowsとのパスワード同期機能により、シングルサインオンが可能。新たに、Mac OS Xでもブートドライブ以外に対しても使えるようにした
  • PGP Universal Server
    日本PGPの暗号化プラットフォーム「PGP Encryption Platform」に対応する全アプリケーションを、単一画面から管理できる。最新版で、暗号化動作を定義するポリシー管理の機能を拡張した
  • PGP Universal Gateway Email
    送受信するメールを暗号化する。最大50Mバイトという大きなサイズのメール配信に対応した

 また、日本PGPは、ネットワークフォルダ内のファイルを暗号化するソフト「PGP NetShare」の販売も開始した。同ソフトを使うと、ファイルサーバなどで共有するファイルを自動的に暗号化し、権限を持つユーザーだけに読み取りや変更を許可することができる。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]