米Novellはこのほど、「SUSE Linux Enterprise 10」向けの最初のサービスパック「SUSE Linux Enterprise 10 Service Pack 1」の契約ユーザー向けダウンロード提供を開始した。日本国内では、7月6日に受注を開始する。
新製品は、仮想化、ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)、セキュリティ、相互接続性、そしてシステム管理に大幅な機能拡張が加えられている。クアッドコア インテルXeonやクアッドコアAMD Opteronなど新たなプロセッサ技術もサポートした。
また同社は、仮想マシンドライバ「SUSE Linux Enterprise Virtual Machine Driver Pack」も発表した。同製品は、準仮想化されたネットワークドライバ、バスドライバ、ブロックデバイスドライバをパッケージ化したもの。
Virtual Machine Driver Packは、SUSE Linux Enterpriseに統合されたハイパーバイザのXen、インテル バーチャライゼーション テクノロジー、AMD Virtualizationに対応するハードウェアで構築した仮想環境において、WindowsやLinuxのゲストOSを修正なしに、ネイティブに近いパフォーマンスで動作させられるという。