住友電工、Xenによる仮想化とディザスタリカバリ実現でノベルの「SUSE Linux」を採用

CNET Japan Staff

2007-04-16 02:34

 ノベルは4月13日、住友電気工業(住友電工)が仮想化ソフトウェア「Xen」を統合したノベルの「SUSE Linux Enterprise Server」を利用して、プラットフォームのライフサイクルを延長するとともに、リソース利用の効率化によって追加的なハードウェア投資を最小化し、効率的なディザスタリカバリ拠点の構築を行っていることを発表した。

 住友電工では、「インテル バーチャライゼーション・テクノロジー」に対応したデュアルコア インテルXeonプロセッサを搭載したハードウェアにより、SUSE Linux Enterprise Serverを稼働。アプリケーションを仮想サーバに搭載し、ライフサイクルを延長することで、データセンタのリソース最適化と業務の効率化を実現している。

 同社では、サーバ仮想化の採用を2006年に決定。Xenを統合/サポートするSUSE Linux Enterprise Server 10を採用。インテルがCPUレベルで仮想化をサポートする方針を打ち出したことも採用の理由に挙げている。

 仮想サーバは、兵庫県伊丹市にある同社のメインデータセンターと神奈川県横浜市のバックアップセンターをつなぐディザスタリカバリソリューションのバックボーンとしても利用されている。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    Pマーク改訂で何が変わり、何をすればいいのか?まずは改訂の概要と企業に求められる対応を理解しよう

  2. セキュリティ

    従来型のセキュリティでは太刀打ちできない「生成AIによるサイバー攻撃」撃退法のススメ

  3. セキュリティ

    クラウド資産を守るための最新の施策、クラウドストライクが提示するチェックリスト

  4. セキュリティ

    最も警戒すべきセキュリティ脅威「ランサムウェア」対策として知っておくべきこと

  5. セキュリティ

    AIサイバー攻撃の増加でフォーティネットが提言、高いセキュリティ意識を実現するトレーニングの重要性

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]