Linux Standard Baseの最新版3.2発表--PerlやPythonをサポート

田中好伸(編集部)

2008-02-22 18:26

 The Linux Foundation(LF)はこのほど、Linuxの標準となる「Linux Standard Base」(LSB)の最新版となる3.2を公表した。LSB 3.2の仕様書、テストスイート、ツールはウェブサイト上から入手できる

 今回の3.2では、PerlとPythonをサポートしている。PerlやPythonのアプリケーションが動作することが保証される。またLSBチームとLFのOpenPrintingワーキンググループが協力して、LSBに印刷機能のインターフェースを作り込んだことで、ポータブルプリンタドライバを搭載している。

 3.2では、ALSAサウンドシステムのAPIであるlibasoundとPortlandプロジェクトのxdg-utilsの試行サポートが入っている。これにより、LSB準拠アプリケーションがLinuxデスクトップに統合できるようになる。ALSA標準は、異なるLinuxディストリビューション上で動作するマルチメディアアプリケーションを開発する上で最初のステップになるという。

 freedesktop.orgを標準としたことで、メニューやアイコンテーマなど、デスクトップアプリケーションの開発は効率的になるとしている。またQt3は廃止され、Qt4をサポートする。

 LSBは、アプリケーションとLinuxの間のインターフェースを定め、アプリケーション開発者が、異なるLinuxのバージョンや異なるLinuxディストリビューションに向けて効率よくアプリケーションを開発できるような環境を提供するというもの。DebianやMandriva、Novell、Red Hat、Ubuntu、XandrosなどさまざまなLinuxディストリビューションベンダーがLSBに沿って検証されている。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. ビジネスアプリケーション

    レガシーデータ基盤からの脱却が AI 活用の鍵--先進企業に学ぶクラウド移行の成功事例

  2. ビジネスアプリケーション

    AI 人材育成を単なる研修で終わらせない--事業を動かす AI スキル構築の 5 つのステップ

  3. ビジネスアプリケーション

    汎用 AI をビジネス仕様に。業務データを活かす AI アプリ開発の新しい前提「データ基盤」

  4. 仮想化

    コンテナ化だけで十分なのか。商用パッケージ運用の負荷を左右するOpenShiftの価値

  5. 経営

    月15万円から始めるSOC。セキュリティ人材を雇えない企業の、取引を止めない経営判断

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]