ソフトバンクテレコム、メール対策「スパムフィルタリング」の提供開始

冨田秀継(編集部)

2007-10-01 21:50

 ソフトバンクテレコムは10月1日、企業向けメールセキュリティサービス「スパムフィルタリング」の提供を開始した。トレンドマイクロのスパムフィルタリング技術「Spam Prevention Solution」を採用した、サーバ専有型アウトソーシングサービス。保守、運用はソフトバンクテレコムが担う。セキュリティポリシやネットワーク規模に応じた、柔軟なシステムの構成、設定が可能。

 スパムフィルタリングは、ソフトバンクテレコムのデータセンター内に、顧客ごとの専用ゲートウエイ機器を設置、その保守、運用を同社が行う。

 Spam Prevention Solutionは、スパムの受信予防、受信後の検出、隔離を行う。画像スパムメールのフィルタリング、Directory Harvest Attack(DHA)攻撃によるメールアドレスの流出を防ぐことも可能だという。

 また、不正なIPアドレスからのメール受信拒否、スパム行動パターンを推論して検知するヒューリスティック、パターンマッチングの組み合わせなどで、スパムメールの予防、検出、隔離を行う。

 そのほか、レポーティング機能も提供し、顧客がメールトラフィック、スパムメールの統計などを分析することもできる。

 価格は導入一時金が21万円のほか、アカウント数に応じた月額料金として、501〜600アカウントで21万8400円、1001〜1100で24万2550円、1501〜1600で27万3000円などとなっている(サーバは1台構成、価格は基本料金16万8000円を含み、アカウント数はいずれも例)。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    ランサムウェアが企業防衛の常識を変えた!被害防止のために今すぐ実践すべき「3つの対策」とは

  2. セキュリティ

    「侵入ではなくログインされる」脅威が急増、再構築が求められるアイデンティティ保護戦略とは

  3. モバイル

    デバイス管理でゼロトラストを実現、急成長したスタートアップが選択したMDMツール

  4. ビジネスアプリケーション

    三菱電機が挑む「組織横断価値創出」変革。既存システムを活かし、開発を加速するデータ連携の最適解

  5. セキュリティ

    ゼロトラスト時代だからこそ改めて考えたい、セキュリティの基本原則「多層防御」アプローチ

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]