マイクロソフトのオンラインサービス事業部は10月9日、第3回目となる独自調査「子どもと親のインターネット利用意識調査」の結果を発表した。この調査は、マイクロソフトが行っている「子どものインターネット利用安全への取り組み」の一環として2005年より実施されている。
子どもと親のインターネット利用意識調査は、子どものインターネット利用状況および危機意識の把握と親の意識の差異を分析し、キッズセーフティに積極的に取り組むことを目的に実施されるもの。同調査では、インターネット利用に対し、親子間で以下のような利用意識の差があることが判明している。
- 親が認識している以上に子どもはインターネットを利用している(約80%が毎日インターネットを使用)。
- 居間などの共有スペースで使用しながらも1人でインターネットに接続している。
- 子どもは親が思っている以上にインターネットでメールやチャットなどのコミュニケーションツールを利用している。
マイクロソフトでは、インターネットの利便性と危険性を親子向けに解説した「オンラインのキッズセーフティ」をテーマとした専用サイト「親子で学ぶ、インターネット安全教室」を開設している。
また、2006年11月より1年間のプログラムとして、小学校、中学校および関連イベントにて「インターネット安全教室」を開催。現在までに9回開催し、600人以上の親子が参加した。さらに、有害サイトブロックサービス「Windows Liveファミリーセーフティ」を無償で提供している。