19日、OpenSSLプロジェクトは、様々なバグを修正したOpenSSL 0.9.8gをリリースした。
OpenSSLプロジェクトは、SSL(Secure Sockets Layer)とTLS(Transport Layer Security)プロトコルを実装しているオープンソースのライブラリー。OpenSSL 0.9.8fでは、ソースコードのバージョン表記に問題がありOpenSSHとの間で不具合が生じていた。
今回のリリースにおける、変更点は以下のとおり。
- ssl_ctx_st構造のバイナリーの不一致を修正
- DTLSの相互動作がサーバーの規約に準拠していなかったバグを修正
- get_session_cb()関数をセッションなしに呼び出さないように修正
- ia64アセンブラコードを修正