Appleが米国時間12月17日午後、「Mac OS X Tiger」と「Mac OS X Leopard」向けのセキュリティフィックス31件を公開した。
セキュリティパッチの大半は Mac OS X 10.4 Tiger向けのものだが、Mac OS X 10.5 Leopard向けのフィックスもまとまって出されている。MacユーザーにはSoftware Update機能を経由して、自動的に配信されるが、Appleのウェブサイトからダウンロードすることも可能。
このたびのアップデートでは、システムへの攻撃を誘発する恐れのあるものなど、複数の深刻な脆弱性に対応している。「Address Book」や「Safari」ブラウザのRSSフィード、Common Unix Printing System(CUPS)のようなMac上のプログラムを利用して、悪質なプログラムを実行される可能性のある複数の脆弱性も修正された。
Appleは先週、重大な脆弱性を修正するためにQuickTimeをアップデートしたばかりだ。AppleはまたWindows版Safari向けにパッチを出しているが、同じ内容のMac向けアップデートはこのたびのセキュリティアップデートに含まれている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ