マンネリ化した自分を「前進」させるための10の方法

富永恭子(ロビンソン) 2010年11月05日 09時00分

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 毎日を活動的に生きて、自分の力を思う存分発揮したいという気持ちはある。モチベーションも下がっているわけではない。なのに、なんだか「最近マンネリ感がある」という人、あるいは「今の自分を変えたい」と思っている人はいるだろう。そこで今回は、自らに活を入れ、マンネリ化した自分を前進させるための方法を考えてみた。

#1:まず動く!

 慎重なあまり、また、完璧を求めるあまり、自分で自分をがんじがらめにしてしまうことがある。しかし、完璧な状態や満足がいく結果を出せるなどということは、実際にはそう多くはない。そのため、ますます不安になり、クヨクヨしてさらに慎重になってしまうという「縮小スパイラル」に落ち込んでしまう。

 ジリ貧のようなこの「呪縛」から逃れるためには、まず「動く」ことだ。動くことによって、失敗する可能性も増えると思うだろうが、それ以上にチャンスも増える。また、呪縛は妄想から生まれる。動くことによって、この妄想がいたずらに不安を膨張させることを防ぎ、それを追い払うことができる。現実的な問題解決のために動き出せば、その問題を克服するためにはどのような労力が必要なのかを実感として理解することができる。そして、動くことは、なによりも「今よりもマシな状態」に向かっていくことであり、いわば「最適化するためのプロセス」を自らスタートさせることでもある。

 小さな成功を積み重ねることで、今日よりも明日の自分を進化させることができるのだ。「まず動く!」 それがマンネリから脱却するための第一歩となる。

#2:苦労を楽しむ

 会うたびにいい仕事をしている人、あるいは成長していると思える人に共通しているのは、過酷な環境で苦労しているはずなのに、いつも生命力に溢れ、今の仕事にワクワクしていることだ。そういう人たちは、滅多なことでは「自己正当化」をしない。また、そういう人たちは、自分の不遇と努力を誇張することもなければ、それを顕示することもない。つねに淡々と直面する現実を受け入れ、その闘いを楽しんでいる。

 自己正当化は、自分の成長の妨げにしかならないことを自覚しよう。不自由さを受け入れ、同時に危機感を持つことによって成長は生まれる。そこには苦痛がともなうが、その苦痛さえも成長の喜びを知っている心には、自らのエネルギーの源泉となるのだ。強いストレスと葛藤の中で、苦労と緊張感を楽しめるマインドがあれば、どんなに不利な状況にあっても戦意を喪失することはないはずだ。

#3:ストレスを正面から受け入れる

 ストレスは、対象となる環境や問題に対して「自分の力で何とかできる」と感じられている間は問題にならないことが多い。一方で、置かれている環境と自己の認識との間のギャップが広がるほど、ストレスは多く発生し、問題を引き起こしがちになる。

 ストレスが発生したあとの対応としては、2つの方向がある。ひとつは、ストレスをもたらす原因に着目するのではなく、自分が受けた傷や負担を軽減し癒そうとする方向。もうひとつは、ストレスの原因そのものに着目し、それを除去しようとする方向だ。こうして言葉に表わしてみれば、どちらの方法が合理的かは一目瞭然だろう。

 ところが、人は弱い生き物で、自分に不愉快をもたらす原因や問題を自分から遠ざけ、できるだけ見えないようにしたがる。さらには、不安に浸り、それを嘆くことで自分の存在意義を確認していたりする。不幸や不遇を嘆きはするが、問題を解決することを心の奥では望んでいない。なぜなら、解決するためには自分がやりたくないことをやらなくてはならないからだ。人は、自分が変化することに対して、大きな抵抗を感じるものなのである。

 ストレスマネジメントは、その原因となる問題と向き合い、正面から受け入れることから始まる。嘆いている間は、自分が保守的な自己愛で動いていることを自覚しなければならない。それは、自力を使わずに回避することで、問題そのものを忘れてしまおうとする悪しき戦略だ。問題を解決するためには、自分の力でその問題と対決する以外に方法はない。

#4:学習スタイルを矯正して不得意を克服する

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