ターボリナックスは6月22日、立命館高等学校が高校3年生の理系の全生徒を対象とした情報科の授業で「Turbolinux 10 Desktop」および「Turbolinux FUJI」を採用したことを発表した。
授業では、まずコンソールと操作コマンド、ディレクトリ構造、パーミッションについて理解を深め、その後4カ月間、xemacsのテキストエディタを使ってC言語のプログラミング実習を行う。最後には、Turbolinux 10 Serverで構築した授業用のウェブサーバで、CGIの学習とPerlによるカウンタや掲示板を作成し、ウェブページとの連動を学習する。
5つの情報関連教室に設置された約230台のPCで、Windows XPとのデュアルブート環境を構築した。2006年度は約90人の生徒が受講している。
立命館高校は、1998年度から、立命館大学でのデータ処理などにおける即戦力をつけるため、高校3年生「理系情報」という科目で、UNIXの基本操作やC言語プログラミングの基礎、PerlやCGIによるウェブプログラミングの基礎を習得することを目的とした授業を展開している。