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Web 2.0--このインターネットブームは終わりなし?

個人ユーザー向けのビデオ投稿サイトや複合型の地図サイトがひときわ目立っている「Web 2.0」。今や大企業も本腰を入れ始めた。その定義を再確認し、現在の状況と今後の動向を紹介する。

文:Will Sturgeon(Silicon.com)
翻訳校正:アークコミュニケーションズ、磯部達也  2007年9月28日 08時00分

 個人ユーザー向けのビデオ投稿サイトや複合型の地図サイトがひときわ目立っている「Web 2.0」。今や大企業も本腰を入れ始めた。その定義を再確認し、現在の状況と今後の動向をQ&A形式で紹介する。

--Web 2.0?最近はITの流行語にも敏感になってきて、ちょっと前に聞いたような気もするんだけど。

 Web 2.0はとてもよく耳にする言葉の1つだね。みんなWeb 2.0はすごいって騒いでいるけど、それが一体何なのか本当に分かっているのかな?

--で、それって一体何なの?

 そうだね、思い切り単純に言えば、インターネットの「2回目の到来」を指している言葉なんだ。ドットコム分野の投資家は1999年のころみたいに浮かれていて、多くの先駆的なオンラインサービスが興奮の源になっている。皆がもう一度インターネットのことをしゃべりだして、生活とインターネットがもっと密接な関係になってきたと騒いでいる。

--たとえばどんな?

 うん、Web 2.0は、さまざまな新しいオンラインサービス、ユーザーが作るコンテンツ、コミュニティー、ソーシャルネットワーキングツールなどを含めて、一切合切を指すような言葉なんだ。最も人気があるのはBlogger、Flickr、MySpaceYouTube、Wikipediaなどのサイトで、Web 2.0の親玉のような存在がGoogleだ。Web 2.0という言葉は、格段に高いレベルで双方向のやり取りが可能になるという意味もあって、単にユーザー間やユーザーとインターネットの間だけじゃなくて、Webサービスとそれらを複合させる「マッシュアップ」を利用して、互いに補足し合うオンラインサービス間でも相互作用が行われるんだ。

--じゃあこれは全部、写真の共有みたいに、一般消費者向けってこと?

 その分野からのエネルギーはすごいし、早くから始まったサービスは確かに、エンドユーザーの流行を後押しして利用することに的を絞っていたね。でも、「ウェブが舞台」という考え方は、大きなビジネスの場合でも失われていないんだ。例えば、SaaS(Software as a Service)もWeb2.0に含まれるけど、企業はソフトウェアを買う必要がなくなり、代わりにオンラインでアプリケーションにアクセスすることになる。多くの人は、こうした流れを受け入れる準備がまだできていないけれど、投資家やSaaSの支持者たちはもちろんそうなると確信している。

--名前の由来は?

 2.0というのは明らかに、ソフトウェアアップデートの命名規則に倣った名前で、これはインターネットのバージョン2.0ってことだ。SaaS分野で起こっている革命が、今までのクライアント/サーバソフトウェアにとっては良い話ではないことを考えると、少々皮肉なことだけどね。

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