GWTでJavaScriptを書かないAjax開発--第7回:英単語テストアプリの作成 前編

沖林正紀

2007-11-28 07:00

 これまでは、GWTアプリケーションの画面表示に関することを中心に紹介してきたが、今回と次回は、サーバと通信してAjaxアプリケーションを構築する方法を紹介しよう。

 今回は、JSON形式のテキストデータをサーバから受信してみたい。Ajaxという名前は、当初はWebブラウザ上でXMLデータを送受信することを指していたのだが、最近は、はじめからJSON形式でデータをやり取りするAPIを公開する動きも見られ、JSONはXMLと並んでAjaxで利用されるデータ形式としての認識が広まっている。

Ajaxを実現するAPI

 テキストデータをサーバから受信する際に重要な役割を果たすのが、HTTPRequestクラスとResponseTextHandlerインタフェースだ。

 HTTPRequestは、Webブラウザからサーバに対してHTTPプロトコルによるリクエストを送信するもので、GET/POSTそれぞれのメソッドに対応したasyncGet/asyncPostというメソッドを持つ。引数でユーザー名とパスワードを指定すれば、認証が必要なサーバとのやり取りも可能だ。

 ResponseTextHandlerは、HTTPRequestによるサーバへのリクエストの後、レスポンスとして受信したデータを処理するonCompletionメソッドを持つ。開発者は、引数として渡されたレスポンスデータを形式にしたがって解析し、必要なデータを抽出する処理をこのメソッドに記述する。

 なお、これらのAPIを用いるには、モジュール定義(*.gwt.xmlファイル)の<module>~</module>内に以下の定義を追加しておかなくてはならないので注意していただきたい。



 では、英単語テストアプリケーションを例に、アプリケーション内で利用する方法を紹介しよう。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. ビジネスアプリケーション

    レガシーデータ基盤からの脱却が AI 活用の鍵--先進企業に学ぶクラウド移行の成功事例

  2. ビジネスアプリケーション

    AI 人材育成を単なる研修で終わらせない--事業を動かす AI スキル構築の 5 つのステップ

  3. ビジネスアプリケーション

    汎用 AI をビジネス仕様に。業務データを活かす AI アプリ開発の新しい前提「データ基盤」

  4. 仮想化

    コンテナ化だけで十分なのか。商用パッケージ運用の負荷を左右するOpenShiftの価値

  5. 経営

    月15万円から始めるSOC。セキュリティ人材を雇えない企業の、取引を止めない経営判断

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]