マイクロソフト、仮想化環境管理の「SCVMM 2008 R2」をRTMへ

文:Mary Jo Foley(Special to ZDNet.com) 翻訳校正:末岡洋子

2009-08-26 15:01

 Microsoftは「System Center Virtual Machine Manager 2008 R2」(SCVMM 2008 R2)を製造工程向けにリリースした。予定では、10月1日にボリュームライセンスユーザー向けの提供を開始することになっている。

 Microsoftはまた、同製品の180日限定の評価版を米国時間8月24日に公開している。

 SCVMM 2008 R2には、クイックストレージマイグレーション、ライブマイグレーション、「VMware vSphere 4」のサポートなどの新機能が加わっている。

 Microsoftの代表者によると、SCVMM 2008 R2ベータ版は1万を上回るダウンロードがあったという。

 System Center製品ラインは、売上高が10億ドル台に達したMicrosoftの最新事業だ(Microsoftの代表者が先日、明らかにした)。Microsoftは今後1年で、SCVMM以外のSystem Center製品を複数発表することになっている。

 製品関連のニュースとしてはこのほか、「Madison」という開発コード名を持つデータウェアハウス製品のコミュニティテクノロジープレビュー(CTP)も公開されている。MicrosoftのData Platform Insiderブログによると、このCTPは顧客10社と、規模をかなり限定したもののようだ。Madisonの正式版は、2010年前半にリリースの予定という。

この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 原文へ

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    セキュリティ担当者に贈る、従業員のリテラシーが測れる「情報セキュリティ理解度チェックテスト」

  2. セキュリティ

    サイバー攻撃の“大規模感染”、調査でみえた2024年の脅威動向と課題解決策

  3. セキュリティ

    従業員のセキュリティ教育の成功に役立つ「従業員教育ToDoリスト」10ステップ

  4. セキュリティ

    IoTデバイスや重要インフラを標的としたサイバー攻撃が増加、2023年下半期グローバル脅威レポート

  5. セキュリティ

    急増する工場システムへのサイバー攻撃、現場の課題を解消し実効性あるOTセキュリティを実現するには

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]