Microsoft関連のウェブサイトやブログから、目に付いたものをいくつか紹介する。
MicrosoftがGoogleに食いつく:Microsoftらしくないのだが、Microsoftは米国時間1月12日、“「Google Docs」の容量制限が1Gバイトに拡大”というGoogleの発表に関して、自社は「Windows Live」ですでにこのレベルを提供していることをリマインドする文章を報道陣やブロガーに送った(「らしくない」と書いた理由は、ほとんどのMicrosoftチームが競合のポリシーや製品に公式にコメントしたがらないためだ)。
わたしがWindows Liveの代表者から受け取った電子メールは以下のようなものだ。
参考として、Windows Liveは2008年から、4億5000万人以上の顧客に「Windows Live SkyDrive」としてクラウドベースのストレージ容量25Gバイトを無料で提供している。Windows Liveの顧客は1年以上前から、大容量のグラフィックファイル、MP3、PDF、動画など、さまざまな種類のファイルをクラウドにアップロードしている。そして、どこにいてもウェブに接続すれば自分のファイルや情報にアクセスできる。
Microsoftは「Office Web Apps」でも、無料コンシューマ向けの正式版リリースと同時に、ユーザーに無償のクラウドストレージサービスを提供する計画だ。ユーザーはSkyDrive経由でアクセスできる。
Microsoft、「Outlook for Mac」を試用するMacユーザーを募集:Microsoftが2009年夏に明らかにしていたように、Office for Macの最新版が2010年末に登場する予定だ。最新版では、メールクライアントが「Entourage」から「Outlook」に移行する。
Microsoftは現在、最新版の「Outlook」クライアントのユーザビリティ調査を行っており、同社Mac事業部でユーザーエクスペリエンス調査を担当するNadyne Richmond氏によると、次回は1月25日から約1週間、カリフォルニア州マウンテンビューで調査を行う計画だ。Richmond氏は現在、業務目的でMacを利用し、週に数回Exchangeアカウントに接続して電子メールやカレンダー機能を利用するMacユーザーを探している。Officeを搭載した最新版のMac Officeを試してみたい人は、Richmond氏のブログ経由で直接、氏にコンタクトをとってほしい。
(Mielke氏によると、もしその時期にマウンテンビューにいないという場合も、次のユーザビリティ調査があるとのことだ。)
「SQL Server 2005 Service Pack 2」サポートが終了:1月12日をもって、MicrosoftはSQL Server 2005 Service Pack 2のサポートを打ち切る(メインストリームと延長サポートが受けられない)。SQL Server 2008のRTM版(Service Packなし)のサポートは、2010年4月13日に終了を予定している。Microsoftのサポートチームのブログは以下の通り。
SQL Server 2005 SP2とSQL Server 2008 RTMはそれぞれのサポート終了日以降、Microsoftからサポートやセキュリティ更新は提供されない。製品がサポート終了を迎えた後、最低12カ月間はセルフサービス形式のオンラインヘルプサポートが提供される。ここでは、ナレッジベースの記事、FAQ、トラブルシューティングツールなどが提供されており、http://support.microsoft.comとMicrosoft Download Centerからアクセスできる。
エンタープライズライセンス取得者は、引き続きカスタムサポートを購入できる。だが、Microsoftは全ユーザーを新しいバージョンに移行させる狙いだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ