Microsoftが、自社データベースサーバの次期版「SQL Server 2008 R2」のリリース予定日を(「計画的」か偶然か)公開した。
つい先日まで、MicrosoftはSQL Server 2008 R2は2010年「前半」に登場すると述べてきた。だが最新のベンチマークレポートには、より具体的な登場予定日が掲載されている。
このベンチマークレポートによると、「SQL Server 2008 R2は、2010年5月6日に一般提供を開始する」という(Microsoftのスタッフも、同時にブログに記している)。
SQL Server 2008 R2は、「Kilimanjaro」というコード名を持つものだ。Microsoftは2009年11月前半に最新のテストビルドを公開しており、正式版公開時にSQL Server製品ラインにハイエンドSKUを加える計画を明らかにしていた。
2010年5月はMicrosoftにとって忙しい月になりそうだ。同社の幹部は2009年夏、パートナー企業に対し、「Office 2010」を2010年5月〜6月にローンチする予定だと述べている。ある読者が教えてくれたように、MicrosoftのOffice 2010ベータダウンロードサイトでは、正式版のリリース時期を2010年6月としている。
“約束は控えめにしてそれを上回る製品を提供する”という戦略をMicrosoftに最初に導入した(その後、この方針はつい最近までクライアント事業チームのスローガンだった)のはOfficeチームだ。それを考えると、Office 2010がRTMとなるのは、2010年6月前とわたしは予想している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ