Microsoftの幹部は2010年3月、「Silverlight 4」の正式版を4月に提供すると述べていた。米国時間4月7日時点でMicrosoft側は公開予定日がいつになるのか明確にしていないものの、「ローンチ」日はどうやら4月13日のようだ。
余談だが、Microsoftの世界では“ローンチ”という言葉は、“RTM”と/または“RTW(Release to Web)”と同義ではない。(「Office 2010」のように)RTMの後にローンチのこともあれば、RTM/RTWの前になることもある。
わたしは、Silverlight 4のRTWは4月13日前後になると予想している。Microsoftも同じだと思う。だがMicrosoftの代表者は、「4月13日はローンチ日だが、リリース日については発表していない。Silverlight 4は4月中に提供される」とのことだった。
Microsoftは「Visual Studio 2010」を4月12日にローンチすることになっており、この週はMicrosoftの開発部門にとって忙しい週となりそうだ(原稿執筆時、VS 2010はまだRTM段階になっていないが、4月12日までにはRTMになると予想する)。
Silverlight 4のローンチ--とMicrosoftの開発担当バイスプレジデント、Scott Guthrie氏の基調講演--の様子は、米国東部標準時午前11時にはじまるウェブキャストで視聴できる。
Silverlightが「Windows Phone 7」プラットフォームの主要な開発環境であることを考慮すると、Microsoftのモバイルプラットフォーム向けにアプリケーションを開発する人は、Silverlight 4の内容に関心を持っていることだろう。だがMicrosoftは第1世代のWindows Phone 7の開発環境はSilverlight 3と同4を組み合わせたハイブリッドになると述べている。Silverlight 4はWindows Phone 7端末でそのまま動くわけではないが、将来(いつかは)対応する予定だ。
Silverlight 4(3月に公開したリリース候補版)の新機能の詳細情報については、MicrosoftのTim Heuer氏がブログに記している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ