iPadで使える価値あるビジネスアプリケーション10選

文:Erik Eckel (Special to TechRepublic) 翻訳校正:村上雅章・野崎裕子

2010-04-19 07:00

 iPadはビジネスにも使えるのだろうか?ITコンサルタントである筆者は、iPadが極めてビジネスフレンドリーな製品に仕上がっていると考えている--しかし当然のことながら、それには適切なアプリケーションが必要となる。

 AppleのiPadによってコンピューティングに大きな変革がもたらされるという主張をあなたも見聞きしたことがあるはずだ。しかし、これによってあなたの仕事にどのようなメリットがもたらされるのだろうか?本記事では、洗練された方法で仕事をより効率良くこなし、日々の無駄な作業を減らすためのiPadアプリケーションを10個紹介する。

#1:Pages

 Pagesは、AppleがMac用として提供しているiWorkスイートの一部であるが、iPad用のPagesは単体アプリケーションとして9.99ドルで提供されている。このワープロソフトは、新たなiPadオーナーにとって必携のものだ。Pagesをインストールしておくことで、プロ並の文書やパンフレット、レポートを作成できるようになる。また、Microsoft Wordの文書を開いて編集したり、Pagesの文書をWordファイルやPDFファイルとして保存できるようにもなる。さらにiTunesを用いることで、iPadと、Windows PCあるいはMacの間でのファイル共有も可能になる。

#2:Numbers

 Appleが9.99ドルで提供しているこの表計算ソフトにより、250個以上の関数が利用可能な素晴らしいスプレッドシートを作成できるようになる。また、Microsoft Excelのスプレッドシートを開いて編集したり、スプレッドシートをNumbers '09ファイルやPDFファイルとしてエクスポートできるようにもなる。さらにPagesと同様に、iTunesを用いることで、iPadと、Windows PCあるいはMacの間でのファイル共有も可能になる。

#3:Dropbox

 ITコンサルタントにとって必携のアプリケーションであるDropbox(無償のiPhone版はiPad上でも動作する)を用いることで、クラウドを介してのファイル共有が可能になる。筆者の会社では、さまざまな技術者たちの間で重要な情報を共有するためにDropboxを使用している。Dropboxのおかげで、技術者がWindows搭載のノートPCを使用していようと、Macを使用していようと、iPhoneを愛用していようと、iPadを携帯していようと、さまざまなプラットフォームを使用している複数のユーザー間でファイルを共有することが可能になるというわけだ。

#4:The Wall Street Journal

 証券市場とビジネスに関するニュースに強いという定評があるThe Wall Street JournalのiPad用アプリケーションは、iPadのマルチメディア機能を最大限に活かすということを念頭において開発されたものである。市場データや、カスタマイズ可能な株式リスト、定期的に更新されるニュース記事に加えて、動画やスライドショーを無償で閲覧することができる。

#5:TweetDeck for iPad

 企業としてTwitterをマーケティングやコミュニケーション、広報活動の分野で活用しているのであれば、無償のTweetDeck for iPadアプリケーションを利用することで、複数のアカウントをiPadで同時に管理できるようになる。TweetDeckのマルチカラム表示機能を利用することで、友人のツイートやダイレクトメッセージ、@mentionsのチェックが容易に行えるようになる。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]