Skypeにリモートから電話の通話内容を盗聴することを可能にするバックドアが存在するのではという憶測が、欧州から流れてきている。
評価の高いHeise Onlineに掲載されたレポートでは、この問題は2008年6月に規制当局と複数のISPとの会合で議論されたもので、この場でオーストリア内務省の高官は「当局としてはSkypeの会話が盗聴できることに問題はない」と発言したという。
レポートには、会合のほかの参加者の多くもこの発言があったことを認めているとある。
Heise Onlineによれば、Skypeの役員は、この人気の高いインターネット電話サービスにバックドアが存在するかどうか、システムにアクセスできる特定のクライアントやデータストリームを復号化できる特定の鍵が存在するかといった個別の問い合わせには、詳しい回答をすることを拒んでいるという。
このeBayの子会社の広報担当者からの回答は、「Skypeはメディアの憶測にはコメントしない。Skypeは現在のところこれ以上のコメントは行わない」という短いものだった。これまでにも、Skypeが関心を示した政府に販売していると言われる特別な盗聴用デバイスの存在がうわさになっている。
ベンダーは同社の独自仕様のSkypeプロトコルの詳細やクライアントの動作を明らかにしておらず、Skypeにほかにどのような機能があるか、企業環境で利用することにどんなリスクがあるかといった問題は未解決のままだとレポートでは述べられている。
また、オーストリア警察はSkypeを盗聴することができるという放送局のレポートも引用されている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
「セキュリティ」 の新着情報
-
Linux必携のオフィス向けアプリケーション10選
Linuxはオフィス向けの優れたプラットフォームであり、企業におけるデスクトップPCのニーズを満足するだけのアプリケーション... - Mac OS Xにパッチ:40件のセキュリティホールを修正
- アップル、「Security Update 2008-007」を公開
- マイクロソフト、セキュリティ情報の開発者向け先行通知を開始
- Adobeがクリックジャッキング問題に対する対策を公開、NoScriptにはClearClick機能
- セキュリティ 一覧へ »
「Zero Day」 のバックナンバー
-
Mac OS Xにパッチ:40件のセキュリティホールを修正
AppleがMac OS Xに対する大量のパッチをリリースした。全部で40件の脆弱性に対する修正を施している。 -
Adobeがクリックジャッキング問題に対する対策を公開、NoScriptにはClearClick機能
-
iPhoneのNDA取り消しはセキュリティにはプラス効果
-
サイバー犯罪者がGoogle Trendsのキーワードをマルウェアに利用
-
Firefoxがパスワードマネージャのバグを急いで修正
- Zero Day 一覧へ »
ZDNet Japan Essential Topic
-
【一流企業が用意する活躍の舞台】
各社のキーマンが考えるキャリア*公開中! -
コラボレーション基盤特集
Notes置換とバージョンアップの情報はこちら
企画特集
-
ERPパッケージの導入を成功させるコツ
成功させるコツをクイズ形式のWebcastで配信中 -
グリーンITの第一歩は見える化です
経営・財務・情報システムの3つの視点から環境対応を考える -
エンタメCGM「gooメーカー☆メーカー」
【第2回】メーカー/占いのコンテンツを作ってみた! -
Techno Exchange
RackableとCTCの地球にやさしい関係 -
ZDNet Japan Green IT
サミットだけでは終わらせない!エンタープライズの取り組みはこれからだ! -
これからの時代のセキュリティ対策
くるぞ!in the cloudソリューション -
ネットと家電をつなぐチャレンジ「Life-X」
ライフログ・シェアリングサービス「Life-X」の印象は? -
なぜ社内文書は無秩序に分散するのか?
真の文書管理を考える3か条に迫る!
ZDNet Japan イベント
- 開催日:2008年10月23日(木)
- イベント一覧へ»