みなさんこんにちは! マイ・カウンセラーの田代です。不安や悩みを自己解決するメンタルテクニック。前回から実例の紹介とその解決法を紹介していますが、5回目となる今回は、「欲望の3次元グラフ」から導かれた結論にあなたがどう対応していくべきか、その考え方をご紹介したいと思います。
上司に嫌われた理由は?
前回の実例は、「上司があなたをしかる場合」でした。つまり、「あなたが上司からしかられた場合」ですね。その原因を冷静に判断した結果、いろいろなパターンの中から、「上司は自分のことが嫌いである」という結論に行き着きました。
さてどうするか。
上司に嫌われたときに、まず考えたいのが、その理由です。
潔く正面切って上司に問いかけるのも1つの方法です。あなたを嫌っている上司はすでにあなたに対する信頼感がないので、難しい方法ではありますが、理由を知る近道でもあります。
理由を問い詰めた結果、単に自分の成績が悪いというのであれば、これは努力して成績を上げるしかないでしょう。これを機会に上司とのコミュニケーションをうまくとり、成績に結び付けるのも手です。もしかしたら信頼の回復にもつながる幸せな結末が待っているかもしれません。
しかし、頑張ってはみたものの成績アップにつながらないのであれば、そもそもその仕事はあなたに向いていないのかもしれませんし、すでに上司はそれを見抜いているのかもしれません。会社の中で異なる部署に異動できるのかどうかも踏まえ、次を考えなければなりません。それができるのであれば、結果的にその上司からも離れられるので、むしろいいかもしれませんね。問題解決のためには、多少前向きに「行動」することが必要です。
嫌われる理由がそれなりに筋が通ったものであれば、このような行動に移せますが、もしどうしようもない理不尽な理由で上司から嫌われている場合や、生理的に嫌われていると確信した場合はどう考えればいいのでしょうか?
ここでも冷静になって、欲望の3次元グラフを活用してみましょう。