「MySQLよりもスケーラブル」で「Oracleとの互換性を持つ」EnterpriseDBだが、その具体的な製品構成は以下のようになっている。
- Database Server=EnterpriseDB Advanced Serverのコアエンジン
- EnterpriseDB Migration Toolset=ワンクリックでOracle DBに格納されているすべてのデータや(ストアドプロシージャなどの)ビジネスロジックを移行できる
- EnterpriseDB Developer Studio=開発者・データベース管理者向けコンソールツール
- EnterpriseDB Procedural Language Debugger=PL/SQL、PL/pgSQLに対応したストアドプロシージャの開発・デバッグツール
- EnterpriseDB DBA Management Server=DBの監視・プロファイリング・レポーティングなどを行えるウェブベースのDB管理ツール
- EnterpriseDB Replication Server(オプション)=OracleとEnterpriseDB Advanced Serverからのリアルタイムレプリケーションを提供
この構成の中で同社がメリットと強調しているのが、Migration Toolsetだ。これは、データとスキーマをオンラインで移行するというツールでもあり、Oracle DBはもちろんのこと、MySQLや「Microsoft SQL Server」、「Sybase」にも対応しているのである。
2008年2月にも日本語版をリリースする予定のEnterpriseDBは、まずはプラットフォームとして「Red Hat Enterprise Linux」をサポート。その後順次、Windows、Solaris SPARC、Solaris X86-64のそれぞれのサポートを追加していく予定としている。
EnterpriseDBは初年度以降、年間78万円で利用できるようになっているが、RDBMSといえばサポート体制が重要だ。米EnterpriseDBでは24時間365日体制でのサポートサービスを展開しているが、日本ではまだ、そこまでの体制はできあがっていない。「いずれは日本でも24時間365日の体制に持って行きたい」(同氏)ものの当面、メールと電話での受け付けは平日の日中のみとなっている。
Oracleからの置き換えを狙う
コンテンツ・ロジでは、EnterpriseDBの初年度の売り上げを5億円と見込んでいるが、これは「あくまでも最低限の目標」(同氏)としている。この目標額は、「かなりの潜在市場がある」と期待を寄せているからこその設定となっている。同氏はこう説明する。
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