1980年代後半に英国政府がITサービスマネジメントのベストプラクティスをまとめたITILは、多国籍企業から小規模企業まで採用するようになった。ITILの現状とメリットをQ&A形式で紹介する。
IT Infrastructure Libraryのことだよ。
公的な組織や民間組織の中で、高品質のITサービスを提供するためのベストプラクティスをまとめたものなんだ。1980年代の後半に、ITの効率と財務パフォーマンスを改善する手段として英国政府機関が作ったのさ。現在は英国商務局(Office of Government Commerce:OGC)が著作権を持っているITILは、この分野では最も広く受け入れられている規格で、多国籍企業から小企業までのあらゆる規模の組織で使われているんだ。
企業向けITの主な分野すべてについて出版されているんだ。サービスサポート、サービスデリバリ、サービスマネジメントの導入計画、情報および通信技術(ICT)のインフラ管理、アプリケーション管理、セキュリティ管理、ソフトウェア資産管理、ビジネス展望、ITILの小規模導入というように、たくさんある。
ああ。最新の更新は2000年に登場したバージョン2で、2007年前半にバージョン3が出ることになっているんだ。OGCによれば、最新の改訂ではテクノロジとビジネスとの連携に重点が置かれていて、投資利益率(ROI)などの収益に関するトピックがバージョン2より多く盛り込まれるそうだ。これも、昨今のコスト意識の表れだね。
バージョン3では、金融サービスや小売り業など、特定の垂直市場に特有の情報も提供されるので、小規模な組織にとっていっそう適切な内容になるだろう。
数十年の実務経験に裏打ちされたアドバイスを取り入れれば、多くのメリットがあってもおかしくないね。ITILの推進論者は、ITILによって効率と生産性がアップし、プロジェクトをもっとうまく管理できるようになるから、ITコストが低下すると言っている。他には、一貫したプロセスの導入、以前あった問題に対する解決策の準備、問題解決時間の短縮などによって、より高品質なITサービスが実現されるというメリットがあるだろう。
そうなる可能性はある。ITILを使えば、理論上は自社のプロセスが他の多くの組織のプロセスと似通ったものになるから、インフラの切り替えや業務のアウトソーシングに伴う苦労も減るはずなんだ。
まだ質問があるようだね。ベストプラクティスによるITサービスマネジメントがどのように組織に役立つかについてなら、「Quocirca's Straight Talking: All about Itil」を読めば概要がわかるよ。
勝ち残るIT活用--中堅中小企業の現場からタレントの江口ともみさんをレポーターに、
全国さまざまな業種の企業担当者に聞く!
サイバー攻撃関連ニュースのまとめ特別企画:高度化するサイバー攻撃からビジネスを守る
~対策レポートや企業の製品動向をまとめ読み~
日立のサーバ戦略が描く、IT活用の今後
仮想化・クラウド対応としての製品強化
ウェブ消費行動の専門家×日本ベリサイン
ネットで消費者の信頼を得るポイントとは
福田和代が贈るZDNetオリジナルストーリー
見逃せない3部作の第1回が無料公開!
JP1、Hadoop、QlickView "集計・分析"
データをクラウドに集約 ”蓄積・検索"
率直な読者のご意見を全て公開
クラウドに対する疑問や実際の効果に迫る
陥らないためのワンポイント解説&
”実証実験から読み解くセミナー”情報
境界防御だけでは、もはや不十分?
大切なデータベースを守る方法とは
必要以上の容量を奨められていませんか?
→電気ガスのように使えるストレージを知る
物理パッチ適用までにサーバを襲う脅威から
自動的に保護するDeep Securityエージェント
製造業者必見
オフライン環境のセキュリティ対策
最新テクノロジ満載、「百度」の講演も!
TECHNOLOGY @WORK 東京 2012レポート
株式会社イーフロンティア
NECラーニング株式会社
ピーエムシー・シエラ・ジャパン株式会社
ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。