NetScreenが無線LANのAP機能を追加して5月以降出荷

日川佳三 2005年03月08日 17時34分

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 ジュニパーネットワークスは5月以降、SOHO向けの多機能型セキュリティルータ製品に無線LAN機能を追加した「NetScreen 5-GT Wireless」を出荷する。価格はオープンで販売代理店により異なるが、数十万円クラスの製品である。

ジュニパーネットワークス技術本部SEリーダーセキュリティプロダクト担当の小 澤嘉尚氏

 NetScreen 5-GT Wirelessの位置付けは、セキュリティ機器に無線LAN機能を追加したというもの。技術本部SEリーダーセキュリティプロダクト担当の小澤嘉尚氏は同製品のシナリオについて「無線LANは従来、主にセキュリティ上の不安から企業での採用が見送られてきた。ここへきて無線LANのセキュリティ水準が高まったことにより、今後は無線LANの企業への導入事例が増える」という見解を示した。システム管理コストは、ケーブル敷設などのコストがかからない無線LANの方が有線LANよりも安価に済む。

 新たに追加した無線LAN機能はIEEE802.11bとIEEE802.11gのアクセスポイント機能である。4系統の独立した無線LANセグメントを持ち、個々のセグメントごとに異なるIPフィルタリング設定を施せる。無線LANごとにIDなどアクセスのための権限を変えられるため、従業員がLANを使い分ける運用が可能になる。なお、複数のNetScreen 5-GT Wirelessを使ったローミングはできない。

NetScreen 5-GT Wireless

 その他の機能は多機能型セキュリティ・ルータであり、以下の機能で構成する。IPフィルタリング機能、IPSecを使ったVPN機能、社内からのインターネットへのアクセスを可能な限り制限せずにインターネットから社内のアクセスを禁止する機能、ウェブアクセス時のコンテンツのフィルタリング機能、電子メールなどのウイルス対策機能、である。アプリケーションが扱うコンテンツの中身までセキュリティ対策の対象とするが、エンドユーザーはパソコンの設定に変更を加えることなく利用できる。

 LANポートは、インターネット接続用のアップリンク専用LANポートが1基、DMZ用途など社内ネットワークセグメント向けのLANポートが4基である。このほかに、シリアルポートを2基搭載する。管理端末エミュレータ接続用のコンソールポートが1基とモデムなど外部メディアコンバータ接続用ポートが1基である。

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