ヨーグルト戦争とプライベートブランド(ZDNet Japanブログより)

飯田哲夫(電通国際情報サービス) 2008年07月02日 18時53分

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差別化できないプレーンヨーグルト

 各ブランドとも専用サイトを設けて違いをアピールしているが、結局買うのはその日スーパーで特売になっているものである。どういう訳か毎週どれか1つが安くなっているので、それを買うのである。安くなっているときは138円、安くなっていないと186円(だったかな)なので、無条件に安いほうを買うのである。正直なところ、私にはこの3つのヨーグルトに違いを見出したことがない。

 そして、毎週ヨーグルトを買うときに、このプレーンヨーグルトのビジネスは厳しいなぁなどと思うのである。特段新しいマーケットが生み出されるわけでもなく、順繰りに値引しながら勝つともなく負けるとも無くビジネスを維持しているように見えるからだ。実態は知らないので推測ではあるが。

そしてプライベートブランドの参入

 そこへ来て、最近西友で127円のヨーグルトが売り出されていた。これが何かというと、西友のプライベートブランドであるグレート・バリューのヨーグルトなのである。プライベートブランドは、自らは研究開発は最低限しか行わず、営業コストや広告宣伝も最低限しか実施しなくて済むので、一般的に価格設定を安くすることができる。

 こうしたプライベートブランドをプレーンヨーグルトのような差別化の難しい領域へ投入されると、食品業界としては痛いだろうなと思いつつも、リテーラー側からすればこうした領域こそプライベートブランドを投入するとシェアを取り易いのだろう。

全文はこちら--「エンタープライズニュースの読み方」

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