味の素とアクセンチュアは、味の素のコーポレート組織(人事、総務、広報、調達など)が持つオペレーション業務を集約し、一貫して担う合弁会社の設立に合意した。合弁会社は2020年4月に設立される。出資比率は味の素が67%、アクセンチュアが33%だ。
社名は「味の素デジタルビジネスパートナー」とし、代表取締役社長は味の素コミュニケーションズ社長の吉宮由真氏が就く。従業員数は約300人を予定している。
両社は戦略的パートナーシップを組むことにより、味の素単独では実現できない抜本的な業務改革を実現すると同時に、一層付加価値の高いプロフェッショナル人材の育成を実現できると判断し、合弁事業契約の締結に至ったとしている。
新会社では、RPA(ロボティックプロセスオートメーション)、アナリティクス、人工知能をはじめとするデジタル技術の活用やBPR(ビジネスプロセスリエンジニアリング)によって、業務プロセスの全体最適化を図るという。