PDF Report at ZDNET

広がるSNSの分析効果、情報としての価値が上昇中

PDF Report@ZDNET

2020-02-12 07:00

 SNSの情報が企業でも本格的に活用され始めている。花王はソーシャルアナリティクスツールを採用し、日々移り変わる消費者のニーズや市場動向に、的確に対応するマーケティングプラットフォームの構築を進めている。

 アビームコンサルティングは、「都市型AI防災訓練」を実施する計画を発表。SNSに投稿される社会インフラの被災状況や被災者・避難所の状況、帰宅困難者の状況などの情報をリアルタイムに解析し、場所やカテゴリーごとに分類して利用者に提供する。またSNSの情報は、地震計や水位計、ドローンなどのセンサーの情報と補完的に利用できる。

 竹中工務店は、AI(人工知能)が位置情報付きのSNS投稿内容を分析し、質的評価(人の視点での評価)を可視化するツール「ソーシャルヒートマップ」を開発した。

 このように、SNSの情報を活用する場が以前と比べて大きく広がっている。SNS活用に消極的である企業もまだ多い中で、その位置付けが着実に上がってきていることは間違いないと説明する記事を集めた。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]