VMwareは米国時間5月28日、2021会計年度第1四半期決算(5月1日締め)を発表した。サブスクリプションとSaaSの売上高が前年同期比39%増となり、予想を上回る内容となった。
売上高は前年同期比12%増の27億3000万ドル、利益は3億8600万ドル(1株あたり0.92ドル)となった。非GAAPベースの1株あたり利益は1.52ドルだった。
アナリストらは売上高を26億4000万ドル、非GAAPベースの1株あたり利益を1.20ドルと予想していた。
VMwareの最高経営責任者(CEO)Pat Gelsinger氏は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックによりリモートワークへの移行を余儀なくされたクラウドプロバイダーや法人顧客にとって、同社のソフトウェアは必要不可欠な存在だと述べた。
Gelsinger氏は同四半期、「VMware Workplace ONE」や「VMware Cloud on AWS」といった製品が好調だったと述べた。
VMwareは第2四半期の見通しについて明らかにしていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。