Dell Technologiesは米国時間11月1日午後、同社株主に対してVMwareの株式を非課税で分配したことにより、計画されていたVMwareのスピンオフを完了したと発表した。
Dellが、保有しているVMwareの81%の株式をスピンオフすることを明らかにしたのは4月中旬のことだ。また同社は10月、分離が10月29日付けで行われると発表していた。
両社は4月の発表時に、スピンオフ後も製品の共同開発や販売・マーケティングに関する提携などを含む現在の戦略的互恵関係を維持する予定だと述べている。
VMwareの最高経営責任者(CEO)Raghu Raghuram氏は、事前準備された声明の中で、「VMwareのミッションは、顧客のイノベーションを加速させる信頼できるソフトウェア基盤を提供することだ」と述べている。
さらに同氏は、「当社は独立企業として、顧客に対してこの新たな時代にビジネスを加速し、自らの運命を切り拓く力を提供することによって、引き続き当社のマルチクラウド戦略を活かしていく」と付け加えた。
今回の株式分配は、10月29日の営業終了時点におけるDellの全株主に対して115億ドルの特別現金配当(1株あたり27.40ドル)を行うことで実行された。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。