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デルとヴイエムウェア、「APEX」ベースのマルチクラウド環境向けプラットフォームで連携

Chris Preimesberger (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 石橋啓一郎

2021-10-08 17:42

 Dell Technologiesは4月に、将来VMwareをスピンオフする予定であることを明らかにしており、両社は間もなく別の道を行くことになる。それでも、両社が今回発表した重要な業界ソリューションの共通の顧客は、DellとVMwareを今後も長きにわたって結びつけ続けることになるだろう。

 Dell Technologiesは米国時間10月5日、「VMworld 2021」の最初の大きな発表として、VMwareと共同で開発した新たなIaaS製品を発表した。この製品は、同社の「APEX Cloud Services」プラットフォームをVMwareのクラウドと連携させるものだ。この「Dell Technologies APEX Cloud Services with VMware Cloud」は、ハイブリッド環境やマルチクラウド環境の管理を自動化し、スムーズに行うために設計されたもので、この組み合わせは、自社のITシステムで両社の製品を使用している多くの企業に、さまざまな潜在的なメリットをもたらす。

 この製品は、マルチクラウド環境の安全で定常的な運用を目的としたもので、現在プライベートプレビューの段階にある。この新しいIaaS製品を利用すれば、複数のクラウド環境の間でワークロードを移動させ、予測可能な費用で、リソースの規模を素早く拡大することができる。

 Dellは、DellとVMwareによるこの製品を使うことで得られるのは、システムの管理と展開の容易さはだけではないと述べている。同社によれば、APEX Cloud Services with VMware Cloudは、企業がデータを保護し、ビジネスを脅かす潜在的な脅威を避けるための機能を持っており、企業が各国のストレージに関する規制要件を満たすのを支援できるほか、サイバー攻撃に対するレジリエンスを備えているため、企業を悪質な攻撃から守ることができると述べている。

APEX Cloud Servicesのコンソールを使ったサービスの監視、最適化

 この汎用性の高いデータプラットフォームが「選択」を重視していることは明らかだ。ITマネージャーは、「APEX Console」を使って、このサービスへの登録、監視、最適化を行うことができる。また、多くの一般的なワークロード向けにあらかじめ構成されたクラウドインスタンスのテンプレートが用意されているため、新しいユーザーでも使いやすい。展開の際に選べる選択肢も豊富で、企業は、管理アプリケーションを自社のデータセンターに置くことも、エッジに置くことも、Equinixなどのパートナーとのコロケーション施設に置くこともできる。

 この製品とVMwareの製品である「Tanzu」と一緒に利用すれば、クラウドネイティブなアプリケーションと従来型のアプリケーションを一緒に構築、テスト、実行することができる。また顧客は、「VMware HCX」を使うことでワークロードを複数のクラウド間で移動させることができる。VMware HCXはこのサービスに含まれており、これを使えば、クラウド環境ごとにアプリケーションを再設計する必要がなくなる。

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