企業が運用する情報システムが、かつて主流だった物理サーバーなどから着々と仮想マシン、クラウド、コンテナーといった新しい環境に移行している。前提となるアプリケーションも、長年利用された3階層型から、複数の個別サービスを組み合わせて構築するマイクロサービスアーキテクチャーへと変化している。
これに伴い、システム監視の手法がいま急変しており、クラウドを前提とした監視の新たなキーワードが続々と登場している。
例えば、アプリケーションの性能をモニターする「APM」(Application Performance Monitoring)、コンテナー管理の標準であるKubernetes向け統合システム監視ソフトウェアであるオープンソースソフトウェア「Prometheus」、SLO(サービスレベル目標)/SLI(サービスレベル指標)など、従来それほど馴染みのないワードが鍵となっている。
新たなワードに着目し、伝える記事を集めた。