新型コロナウイルス感染症の流行を背景にテレワークが定着したが、ここにきて新たに判断の時期が来ているようだ。米Tesla 最高経営責任者(CEO)のElon Musk氏は、従業員に「最低でも週に40時間はオフィスで働くべき」というメールを送り、世界を驚かせた。
一方で、保守的なイメージのある日本のNTTグループが、約3万人の従業員を対象に原則テレワーク制度を導入すると発表。出社は出張扱いであることなどが話題となっている。
テレワーク制度の運用について意見が分かれ始め、企業は働き方の判断を迫られる新たな時期を迎えている。論点は従業員の満足度、生産性の評価、通信環境やセキュリティ対策の品質などさまざまだ。テレワークへの最近の見方が分かる記事を集めた。