Nimbula Directorを使ってみよう--期待のクラウドOSを解説

福留真二 (ネットワールド) 工藤真臣 (ネットワールド)

2011-06-22 23:08

 前回はNimbula Directorのインストール方法を紹介しました。今回からは、2回に渡って仮想マシンインスタンス(以下インスタンス)の作成からネットワークの設定について説明します。

 前回はインストールが正常に完了していることの確認として、ポータルサイト(管理用IP)にブラウザで接続できるところまでを紹介しました。今回は、まずライセンスのアクティベーションの方法について紹介します。

ライセンスのアクティベーション

 ポータルサイトにアクセス後、表示されているURLにブラウザからアクセスします。Nimbula社のサイトに接続するので、インターネットに接続できるマシンから実行する必要あります(図1)。

図1※クリックで拡大画像を表示 図1※クリックで拡大画像を表示

 アクセスした際にログインを求められたらログインを行います。Nimbula社のサイトにアカウントを作成していない場合は作成してください(図2)。

図2※クリックで拡大画像を表示 図2※クリックで拡大画像を表示

 ログイン後、下記画面が表示されますので、四角で囲まれている部分をコピーします。下記画面の前にfingerprintの入力を求める画面が表示されたら、ポータルサイトに表示されているfingerprintを入力し、get keyをクリックします(図3)。

図3※クリックで拡大画像を表示 図3※クリックで拡大画像を表示

 コピーしたデータをポータルサイトの画面下部に貼り付けます。また、Nimbula Directorにログインするときの管理ユーザーである「/root/root」のパスワードを指定します。必要な情報を入力後、画面右下の[License this site]をクリックします(図4)。

図4 図4※クリックで拡大画像を表示

 ライセンスのアクティベーションが完了すると、自動的に管理ユーザーでログインします。以下のような画面が表示されたらアクティベーションは完了です。画面右上の[Sign out]をクリックし、ポータルサイトからログアウトしてください(図5)。

図5※クリックで拡大画像を表示 図5※クリックで拡大画像を表示

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]