「メール」と「カレンダー」は便利だけれど--TPOに合わせたツール選択と組み合わせでさらに効率アップ

後藤康成 2010年03月02日 16時41分

(編集部より:この連載では、主に新社会人に向け「仕事」としてメールやウェブサービスを使っていく際の心構え、ツールの紹介などを7回にわたって掲載する。筆者の後藤康成氏は、3月1日にスタートした「feedpath Rooms」などのウェブサービスを提供するフィードパスのCTOである。前回の記事はこちら

アプリケーションは「パッケージ」から「クラウド」へ

 100MbpsのFTTHによるブロードバンド化が進んでから、ここ数年の間に、企業向けアプリケーションの世界では「パッケージソフトウェア」から「クラウドアプリケーション(SaaS)」への移行が進みつつある。

 企業にとって、クラウドアプリケーションを利用するメリットの大きなものは、これまでのようなサーバをはじめとする物理的な資産の調達や各アプリケーションごとのインストール作業などが不要となる点だ。これにより利用開始までのリードタイムが大幅に短縮できる。また、運用面においてもアカウント管理、サーバ、ネットワークの運用管理コストが削減できるのである。

 利用者のメリットとしては、インターネット接続環境さえあれば、クラウドにある情報に対して時間や場所の制限を受けずにアクセス可能になる点が挙げられる。またデバイスについてもPCに限定されず、携帯電話やiPhoneなどのモバイルデバイスからもアクセスできる。ブラウザ上ですべてが完結するアプリケーションであれば、データがローカルのPC上に残ったり、気軽にデータが持ち出されたりといったこともなく、セキュリティ面でもメリットがある。

 前回は、情報伝達の「早さ」と「範囲」という観点から、仕事で使われるITツールの特徴と使い分けについて考えてみたが、今回はそれらを実際の仕事の中でどのように組み合わせて使うべきかについて考えてみよう。

「カレンダー」と「メール」だけでも仕事は進むけど

 まずは、最も多くの人が日常的に利用するアプリケーションとして「グループカレンダー」と「メール」の組み合わせを見てみる。

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