寄付をしてもよいと思えるオープンソースプロジェクト10選

Jack Wallen (Special to TechRepublic) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子 2011年10月20日 19時28分

 ほんの少し寄付するだけで、オープンソースプロジェクトに多大な貢献を行うことができる。本記事ではそういった寄付を行うにふさわしいプロジェクトを10個紹介している。

 筆者は最近執筆した「The importance of donating to open source projects (and a giveaway!)」(オープンソースプロジェクトに寄付をすることの重要性[賞品が付くことも!])という記事において、筆者お気に入りのオープンソースプロジェクトの1つであるBodhi Linuxに対する寄付を募った。また同記事において、オープンソースプロジェクトに寄付を行っているかどうかについてのアンケートも実施した(図Aを参照)。この記事を執筆した後、筆者は寄付を行うに値する素晴らしいオープンソースプロジェクトが他にも数多くあることに気付いたのである。そこで本記事では、そういったオープンソースプロジェクトを10個挙げてみることにした。これらのプロジェクトは、さまざまなユーザーを対象としており、その目的もさまざまなものとなっている--というのも、筆者はできる限り多様なプロジェクトを網羅したかったためだ。ここで挙げているプロジェクトの金銭的な困窮度はさまざまであるとはいうものの、どのプロジェクトも資金的なサポートを必要としていることに違いはない。


図A

#1:iTALC

 本記事では、教育関係のツールを開発するプロジェクトとして2つを選んで紹介している。そのうちの1つがiTALCである。教育という分野は寄付や配慮、さまざまな支援を行う対象として無視できないものであることは言うまでもないだろう。iTALCは、教師が生徒のPCをコントロールし、指導やテストを行えるようにするためのパワフルな教育ツールである。これにより教師は、ネットワーク経由で生徒のデスクトップの状態を把握し、必要に応じて制御したり、スクリーンショットを取得するといったことが可能になる。なお、当たり前のことのように聞こえるかもしれないが、オープンソースの教育ソフトウェアというものはほとんどが(大学からの補助を受けていない限り)資金的なサポートを必要としているのだ。

#2:Claroline

 Clarolineの実行をひと目見るだけで、こんなツールがあったのかと驚くことになるはずだ。このウェブベースのアプリケーションにより、オンライン教育やオンライン授業の運営が教師、生徒の両方の側から見て簡単なものとなる。Clarolineによってドキュメントやファイル、授業、生徒、グループが管理できるようになるのだ。また、オンラインでの演習を実施したり、結果をフォローしたり、SCORM(eラーニングの標準規格)コンテンツをインポートしたり、チャット機能やフォーラムを提供したり、共同作業を行わせるといったことも可能になる。

#3:Enlightenment

 ことLinuxデスクトップについて言えば、スピードと見た目の華やかさという点でEnlightenmentほどバランスのとれているものはないだろう。Enlightenmentは標準的なデスクトップメタファを追求した製品ではないものの、ユーザーフレンドリーなデスクトップを実現するという点で素晴らしいものとなっている。このプロジェクトの歴史は古く、適切なかたちで進化してきている。筆者はEnlightenmentデスクトップに思い入れがあるせいか、これが広く普及していない理由を理解することができない。E17というバージョンの露出度を高めることが、今後の普及の鍵となるだろう--そして露出度を高めるためには寄付が力強い支援となるはずだ。

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