オープンソースを理解するための10の用語とコンセプト

Susan Harkins (Special to TechRepublic) 翻訳校正: 石橋啓一郎 2011年06月09日 08時00分

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 オープンソースは普及している。Forrester ResearchのアナリストであるJeffrey Hammond氏によれば、「開発者のうち5人に4人近くが、開発やアプリケーションの展開にオープンソースソフトウェアを使っている」という。たとえばLAMP(Linux、Apache、MySQL、PHP)の成功を考えてみれば、オープンソースソフトウェアが、採用するリソースの有力な候補になり得ることは否定できないはずだ。にもかかわらず、オープンソースプロジェクトに関してはかなりの誤解や思い違いがある。この記事で説明する10の用語は、必ずしもオープンソースだけに関するものではないが、少なくともこれらの言葉は知っておくべきだろう。

1.オープンソース

 オープンソースとは、人々が自由に利用できるソフトウェアのことだ。より具体的には、ソースコードが一般に公開されており、そのコードを利用したり修正したりできるソフトウェアを指す。そのプログラムをそのまま使ってもいいし、必要に応じてそのソースコードを修正して使うこともできる。法的な問題を気にする必要はない。お持ち帰りはご自由に、というわけだ。細かく言えば、オープンソースという言葉は、単に「自由なもの」を指しているわけではない。オープンソースという概念では、この特別なソフトウェアの領域のために、著作権やライセンス、ドメイン、消費者の問題などについて定義している。

 重要なのは、ソフトウェアが無料で手に入ることだと考える人もいるかもしれないが、それは違う。本当の売りは、よりよいソフトウェアが提供されるということだ。開発者はバグ取りや改良を行う。そして、彼らは修正したものを再配布する。しかも、そういったことが商用製品よりもずっと素早く起きるのだ。自分の使っている売り物のソフトウェアにバグがあれば、パッチかアップグレードが提供されるまで待たなくてはならず、それもそのソフトウェアを販売している会社が修正すると決めた場合にしか提供されない。オープンソースソフトウェアにバグが見つかれば、発見され次第コミュニティーの開発者がそれを修正する。

2.ソースコード

 すべてのソフトウェアにはソースコードがある。しかし、商用ソフトウェアはコンパイルされた(実行できる形式の)ファイルの形で提供される。普通は、ソースコードとの関わりは何らかのインターフェースを通して行われ、直接ソースコードにアクセスすることはできない。ソースコードを見ることはないし、修正することもできない。オープンソースの場合は、コンパイル前のソースコードも提供されている。ソースコードを見ることができるし、修正も可能だ。

3.自由配布

 自由配布という言葉は、特別な用語のようには聞こえないだろう。しかし、この言葉がオープンソースコミュニティーでどう使われているかを理解すれば、オープンソースがどういうものか理解できるはずだ。オープンソースとは、単にソースコードに自由にアクセスできるというだけではない。ソースコードを使って自分のアプリケーションを開発でき、しかもそのアプリケーションも自由に配布することができるのだ。オープンソースソフトウェアの条件について知りたければ、「The Open Source Definition(オープンソースの定義)」という資料を読むといいだろう。

 それに加え、オープンソースは広がりつつあり、今ではクローズドな環境で開発されたコードと組み合わせて作られたソフトウェアも数多く存在している。ライセンスも分岐し、オープンソースをベースにしているが、自由には配布できない製品を扱えるようなものも出ている。

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