Ludiaプロジェクトは10月31日、PostgreSQLに全文検索インデックス機能を提供する「Ludia 1.3.1 Windows版」をリリースした。ライセンスは、LGPL(GNU Lesser General Public License)。
Ludiaは高速かつ高精度な全文検索インデックス機能を、DBMS「PostgreSQL」向けに提供するオープンソースソフトウェア。
今回のリリースにおける変更点は、以下のとおり(注:変更内容はLudia1.3.1 Linux版と同一)。
- メモリリークの修正:大規模なインデックスを作成する際のメモリリークを修正
- シーケンシャルスキャン改善:空文字列のシーケンシャルスキャン時に、"ERROR: pgsenna2: sen_query_scan failed (1)"を返す問題を修正した
- postgresql.conf:postgresql.confを修正せずに使用できるようになった。修正しない場合はデフォルト値が適用される
Ludia 1.3.0 Windows版からバージョンアップする場合は、インストーラ(ludia1.3.1_UTF_PG82.msi)を実行すること。インデックスの再構築やpostgresql.confの再設定の必要はない。新規に導入する場合は、postgresql.conf設定の必要がなくなり、容易に利用を始めることができるようになった。なお、Ludiaは、SennaとMecabパッケージに依存する。