NTTデータは5月18日、ウェブシステムのための連携導入支援サービスを開始した。
同サービスでは、Web 2.0に代表される柔軟なシステム連携の仕組みを取り入れ、ウェブブラウザだけではなく、携帯電話・リッチクライアントや外部システムなどとの接続を、オープン技術を用いて統一的なインターフェースで実現するという。
同社が研究開発した「システム連携開発手順」および「システム連携参照アーキテクチャ」をベースとし、連携に最適なシステム構成の提案、再構築に向けた段階的な導入のガイドライン作成までを提供する。
また、参照アーキテクチャはWeb 2.0を支える「REST(REpresentational State Transfer)アーキテクチャスタイル」をベースとし、特定のミドルウェア製品の使用を前提としないシステム連携を実現したい考えだ。
RESTアーキテクチャスタイルとは、wwwを参考としてシステムの構成について整理した考え方。シンプルなインターフェースと整理された内部構造を持ち、システム連携に適した特長を有しているというもの。