ウェブアプリケーションのインタフェース記述では、デザインとロジックの分離目的でテンプレートエンジンといわれる技術がよく使われる。PHPにおけるSmartyやJavaのVelocity、RubyのERBが代表的だ。これをJavaScriptに移植したEmbedded JavaScript(EJS)が5日、公開された。
EJSではHTML中に”[%=”と”%]”で囲まれた変数を埋め込み、このHTMLをプリプロセッサに渡すと、変数が実際の値に置き換えられる。配列から値を取り出しながら処理を繰り返すといたことも可能だ。
EJSをつかうと、動的な文書生成などこれまでサーバサイドで行ってきたことをクライアントサイドで処理可能となる。同様のライブラリとしてAjax Pagesがあり、こちらではデモとしてブログも公開されているのでなにができるのかがわかりやすいだろう。