テンプレートエンジン:JavaScript版ERB、Embedded JavaScript

大野晋一(編集部)

2007-06-07 22:41

 ウェブアプリケーションのインタフェース記述では、デザインとロジックの分離目的でテンプレートエンジンといわれる技術がよく使われる。PHPにおけるSmartyやJavaのVelocity、RubyのERBが代表的だ。これをJavaScriptに移植したEmbedded JavaScript(EJS)が5日、公開された。

 EJSではHTML中に”[%=”と”%]”で囲まれた変数を埋め込み、このHTMLをプリプロセッサに渡すと、変数が実際の値に置き換えられる。配列から値を取り出しながら処理を繰り返すといたことも可能だ。

 EJSをつかうと、動的な文書生成などこれまでサーバサイドで行ってきたことをクライアントサイドで処理可能となる。同様のライブラリとしてAjax Pagesがあり、こちらではデモとしてブログも公開されているのでなにができるのかがわかりやすいだろう。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    ランサムウェアが企業防衛の常識を変えた!被害防止のために今すぐ実践すべき「3つの対策」とは

  2. セキュリティ

    「侵入ではなくログインされる」脅威が急増、再構築が求められるアイデンティティ保護戦略とは

  3. モバイル

    デバイス管理でゼロトラストを実現、急成長したスタートアップが選択したMDMツール

  4. ビジネスアプリケーション

    三菱電機が挑む「組織横断価値創出」変革。既存システムを活かし、開発を加速するデータ連携の最適解

  5. ビジネスアプリケーション

    生成AIを“お試し”で終わらせない!成果を出す実装手法と活用シナリオ

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]