JRubyコミュニティーは、RubyのJava実装である「JRuby 1.0.2」をリリースした。ライセンスは、CPL、GPL、LGPLのトリプルライセンス。
JRuby 1.0.2は安定した1.0系のブランチにおけるマイナーリリース。このリリースにおける修正は、Rubyとの互換性において低リスクであると捉えられている。
今回のリリースにおける変更点は、以下のとおり。
- Windowsのユーザのためのいくつかの問題を修正
- 多くのネットワーク互換性問題が修正されている
- Rails1.2.5のサポート
- メモリーフットプリントを減少させた
- 改善されたファイルIOの性能
- trap()関数の修正
- JRuby1.0.1から99の問題を修正